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決算賞与についてお話しします。


この不況の時代に決算賞与なんてのは、ウチには関係ないという会社もたくさんあることでしょう。

しかし、現在関係なくても、いつかは関係することですから、覚えておいて損はないと思います。

また、会社は業績回復を目指すのが当然ですからね。



さて、この決算賞与の税務上の取り扱いについてご説明します。

決算賞与は、決算時点で実際に支給してあれば、その期の損金に算入されます。


しかし、決算時点では支給していなかった場合にはどうなるのでしょうか?


 決算前に、支給対象者全員に書面等であらかじめ金額を通知していて、かつ、決算日の翌日から1ヶ月以内に支給した場合は、決算時点で未払経理(損益計算書には、賞与が計上される)をしていれば、その期の損金に算入されます。

 
 上記以外は、損金の額に算入されません。
 来期の損金になってしまいます。



 ちょっとだけややこしいですね。
 
 全員に事前に通知しないといけないのです。

 なので、資金繰りが厳しくない限り、なるべく決算前に支給してしまいましょう。

 また、資金繰りが厳しい会社であるなら、決算賞与の支給自体をやめた方がいいのではないかと思いますが。


 それと、当たり前のことですが、決算賞与を一旦支給してしまうと、来年以降も従業員は、当然あるものと思いがちです。

 決算賞与は、会社が1年間頑張った成果ですから、そのことをきちんと従業員に理解してもらわないと、来年支給できなかった場合に、従業員の不満が募るだけとなってしまいます。
 十分注意して支給しないといけませんね。

 

 ハッ!
 
 ウチも気をつけないと。。。(笑
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みかじ
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49
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男性
誕生日:
1975/09/24
職業:
税理士
趣味:
ボウリング、バドミントン、ジョギング
自己紹介:
三ヶ尻忠敬のブログへようこそ!

「税理士って何をするの?」
「税理士? 凄いね!」

とよく言われます。
税理士は税法の専門家であり、会社の税務・決算申告の代行を主たる業務とします。

税理士三ヶ尻忠敬のモットーは「顧客愛」
当たり前の話ですが、お客様にはすべての面で得になるようにと考えております。

東京都中央区日本橋浜町にて、税理士事務所を構えております。
まだまだ30代と若手ですがどうぞよろしくお願いします。
また、日本橋地区には30代の税理士はほとんどいません(泣)。

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